体が「入れ物」で、魂は「中身」。例えて言うなら、体が車で、魂が運転手。なので魂が入ってない状態の体は動かない。
故障したら修理したり、まめにメンテナンスしていると車は長持ちする。けれどもいつかは車が動かなくなる日が来る。いつかは「寿命」が来る。
そして、廃車にする事を決意した運転手が車から降りる。これが「死ぬ」ということ。
ただし、体は死んでも、魂は死なない。
魂は、大きな魂の集合体に帰って行く。(この集合体をスピリチュアルの世界で「ワンネス」と言う)
で、また生まれてくる時に、(人間か他の生物かは分からないけど)集合体から分裂して来て、新たな生物に魂が宿る。この時にはすでに、前世の記憶はリセットされている。
大きな一つの存在(ワンネス)から分裂して生物に宿り、その生物の肉体の寿命が来たら、肉体を脱ぎ捨ててワンネスに帰って行って吸収される。これが「魂」のサイクル。
このサイクルが、これまで地球上で何度も繰り返され、またこれからも繰り返されていく。
ここで憶えておいて欲しいことは、魂は元々一つということ。分裂している状態は一時的な仮の姿で、いずれワンネスに帰って一つになるということ。元々一つで、いずれ一つになるのだから、皆んな自分の分身みたいなもの。
憧れの異性も、会社のムカつく上司も、街ですれ違う名前も知らない人々も、魂の出どころをたどれば自分と一緒。
私はあなたで、あなたは私。
「情けは人の為ならず」ということわざの意味を考えて見て欲しい。他人に親切にすると、その親切な行いは自分に返ってくる、と言う。これを、私もあなたも同じ一つの「ワタシ」として考えれば、スンナリ理解出来るよね?親切にしてる対象は他人じゃなくて、「ワタシ」だから。
人に優しくする事は、自分に優しくする事。
人を傷つける様な事を言うと、自分の心が痛む。
人を助けると、自分が助けられた様な気持ちになる。
そういう事なんです。
コメント