選挙に行っても意味が無い、と思ったら

こんな時は

確かにその通り。

自分の一票が候補者の当落を決める一票になるような事は滅多に無いだろう。また、自分が投票して当選した候補者がどれほどの影響力を持って、どれほど世の中を変えてくれるのか?て考えても、あまり期待は出来ない。逆に、世の中を大きく変えてくれるような実力者なら、わざわざ自分が一票投じなくても当選するでしょ、とも思っちゃう。

そもそも民主主義なんて、そんな大層なものではない。人間が作り出したシステム、道具に過ぎないんだから。庶民にも「政治に参加してる感」を感じてもらうためのシステムであり、そうやって文句が出ない形で統治するための道具。

なんかバカらしいな、て思ったら行かなくてもいい。「選挙には行くべきだ」と説教してくる人には、「バカらしいから行きません」と堂々と言おう。

ただ、ここで一つ知っておいて欲しい事がある。「集合的無意識」てヤツだ。

とある猿の群れがいて、その中の一匹がある時、芋を川の水で洗って食べることを始めた。それを見て同じ群れの他の猿も真似して洗うようになった。すると同時期に遠く離れた別の群れの猿も芋を洗い始めたらしい。一方の群れは宮崎で、もう一方は大分。

これが「集合的無意識」。テレパシーみたいなもので遠く離れた個体とも無意識でつながっている、という考え。

それで、こういった事は猿だけじゃなく他の動物にもあるし、人間にもある。

君が「あの候補者を当選させたい」とか「今の政治を変えたい」という思いを持って、投票所に行って一票を投じたとする。すると同じ思いを持って同じ様に投票してる人が何人かいるはずだ。

君が持ってるのはたった一票かも知れない。だけど行動すると一票より多くなる可能性がある。面白いと思ったら選挙行ってみても良いかもよ。

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