「世界革命行動計画」25か条の11番目について。
11. 自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない和平会議を主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない
これはどういう事なのか。まず、対立しそうな二つの勢力あるいは国を見つける。で、その対立を煽る。双方に「代理人」(要はスパイ)を潜入させて、デマやフェイクニュースを流したり、相手が激怒する様な事件を意図的に起こしたりして、対立が激化する様に誘導するのだ。そしていざ戦争となったら、双方に武器を売り、金を貸す。「双方に」というのがミソ。つまり、どっちが戦争に勝とうが関係なく儲かる仕組み、ということ。これが「彼ら」の手法。
こういう戦争は長引く方が、「彼ら」にとって都合が良い。長引けば、対立している双方とも戦争のための資金がさらに必要になるし、武器も追加で注文する事になるからだ。「彼ら」は武器を売り続け、金を貸し続けて、ボロ儲けするという仕組みだ。なので、戦力差が大きく、片方が圧勝してすぐ終わる様な戦争にはしない。長引かせるように「代理人」に裏工作をさせる、という訳だ。
戦争が終わると「彼ら」は、貸した金を利子を付けて返してもらって、巨額の富を得る訳だけども、それで終わらない。戦争で疲弊した財政を建て直す、復興の手助けをする、というフリをして「代理人」を送り込んだりする。そして「彼ら」にとって都合の良い政権を発足させたり、「彼ら」の息がかかった中央銀行を設立させたりする。つまりは気付かれにくい形でその国を乗っ取る、ということ。
ではこの様な陰謀が、歴史上実際に画策されたケースはどういったものがあるのか?
ほぼ全部です。18世紀以降の世界的に有名な戦争・革命はほぼ全部と言って良いでしょう。
例えば分かりやすいところで、日本の明治維新。対立した勢力は徳川幕府と、薩摩藩・長州藩を中心とした倒幕派。資金と武器の援助は、幕府にはフランスが、薩長にはイギリスが行ったが、元々の出どころはどちらもロスチャイルド家。つまり実質的にロスチャイルド家が双方に金を貸し、武器を売った。「代理人」はトーマス・グラバー。そしてそのグラバーの下で裏工作に動いていたのが、坂本龍馬や伊藤博文。明治政府発足後、ロスチャイルド家の息のかかった日本銀行が設立。(表向きには非公開だが、ロスチャイルド家が日銀の大株主なのは、有名な話)
学校で習う歴史を鵜呑みにしてはいけない。「あれ?何かよく分からないなぁ」と思う歴史的事件があったなら、自分で調べてみると良い。裏で暗躍してるのは誰か?一連の金の流れや金の出どころは?そういった視点で追求していくと、真実が見えてくるかも知れない。
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