都市伝説や陰謀論といった類の話を馬鹿にする人達が結構いる。彼らは「そんなのデマに決まってる」と言って一蹴してしまう。
確かに、都市伝説として発信されている情報の中には、デマもある。ただ、デマは大体見抜かれる。歴史や政治や宗教などの知識を習得し、メディアや人の嘘を見抜く目を養えば、信憑性のある都市伝説とデマの都市伝説の区別はつける事が出来る。
なので、「都市伝説なんて、どうせデマ」と一蹴し、その内容を精査しようともしない人は、嘘を見抜けない人、見抜く自信が無い人という事なんだろう。
都市伝説がデマ呼ばわりされてしまう一番の原因は、「エビデンスが無い」から。事実に基づいた科学的根拠が無い、ということ。もしエビデンスが有るのなら、それは都市伝説ではなく「事実」として扱われ、メディアで「報道」されるだろう。言い換えると、「エビデンスが無い」という理由で、メディアで「報道」されない情報が都市伝説、と言える。
現代人が重要視するエビデンス。本当と嘘を見極める際の、リトマス試験紙の様に使われるエビデンス。
でも、そのエビデンスが嘘だったらどうしますか?
科学的資料や歴史的文献の改ざんは実際に有る。と言うか、政府側、権力者側の人間がやろうと思えば、いくらでも出来る。出来るなら、やるよね。自分達の都合の良い様に。そう考えるのが自然。
学校で教わる知識やニュースの報道は、「事実」として伝えられる。それはエビデンスに基づいている、とされてるから。でも、そのエビデンスが嘘の可能性は無いですか?そのエビデンスを話してる人間は信用出来ますか?
学校の先生やメディアのキャスターや専門家の話してる知識や情報を鵜呑みにしてませんか?嘘の可能性ありますよ。嘘のエビデンスに基づいて話してる可能性もありますよ。話してる本人が無自覚で嘘を話してる可能性だってありますよ。
本当の事を知りたいと思ったら、自分で調べること。調べる過程で明らかになった、いくつかの状況証拠が一つの線でつながった時、そこにストーリーが見えてくる。そのストーリーの主人公が裏に隠れている権力者だと分かった時、そのストーリーは「都市伝説」になる。
結局大事なのは、自分の目で見極めること。見極められる能力を養うこと。それを放棄してしまったら、権力者のストーリーの中で翻弄される人生が待っている。それは嫌だよね。
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