日本の歴史を知る前に

日本の歴史

歴史をもっと深く学ぼう、本当の歴史を知ろう、と思った時、前提としておさえておかなければならない事がある。

それは「歴史とは、勝者の歴史」ということ。

覇権争いに勝った権力者は、自分が正当な権力者であり、国を治めるにふさわしい人物である、とアピールする。そのために争いに負けた側を悪く言ったり、その存在すら無かった事にしたりもする。そして、その権力者の意向にそって歴史書が作成される、という訳だ。

権力者にとって都合の悪い事実は、歴史書に残らない。都合の悪い事実を記した歴史書が見つかったら、それは隠滅される。

こういう事を踏まえた上で、歴史的文献を読み解いていくのが、歴史学。

そこで、日本の歴史を探究していく際に、大きなポイントが二つある。

一つ目は、古事記と日本書紀が最古の正式な歴史書とされていること。つまり、それより古い歴史書は正式に認められておらず、「偽書」扱いされているということ。

二つ目は、第二次世界大戦の敗戦後、日本はアメリカのGHQに統治され、GHQが日本を弱体化させる政策を進めたということ。学校の歴史教育もその政策にそって改定され、それが今でも続いているということ。

この二点がとても重要。とても重要なのに学校でちゃんと教えない。いや、重要「だから」教えないのかも知れない。何故なら「歴史とは、勝者の歴史」だから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました